Vannuys Automotive 主催
第4回 "カスタム ヒル" ゲット トゥギャザー

10月13日、富士の裾野。すでに陽が昇る前は真冬のように寒く、凍てつく空気は澄み渡っている。いつもは静かに夜明けを待つこの大地に1台、また1台と低い排気音を轟かせながら Hot Rod が集まってくる。目指すは大野路(おおのじ)オート キャンピング エリア。Hot Rodder & Kustom Kemper が待ち焦がれた「Custom Hill 2002」がここで開催されるのだ。 今年4回目の開催となる Custom Hill は Camshafters 主催の硬派なイベント。毎年200台を超す Hot Rod や Kustom がエントリーする。エントリー条件は厳しくアメリカ車なら'69年まで、ドメスティックであれば'79年までと決まっている。その厳しい条件にも関わらずここまでエントリーが集まるというのは人気の証だろう。

 Miss Masako
当日の日中はまさに雲ひとつ無い晴天で誰もがシャツ、またはTシャツ。パートナーのドッグも少々バテ気味だ。会場はあちらこちらで煙があがり、そこはまさにオートキャンプ場。クラブ単位での BBQ は、そのクラブの色が出ていて面白かった。
肝心のクルマはやはり Custom Hill、Wild と呼ばれるありとあらゆるクルマが揃っていた。プライマー塗りはさらにその勢いを増し、あちらこちらで迫力のある睨みをきかせていた。もちろん、きちんとフィニッシュされたクルマも多数エントリー。真夏のような陽射を浴び、生き生きとしたクルマは眩しすぎてうまく写真が撮れないほど。さすがは主役といったところだろうか。

MOONEYES からは 4 台をエントリーした。まずは、MOON GLOW。お馴染のその美しさはキラキラの陽の光でさらに輝きを増す。Gypsy Donkey。Kid Rocker の'29 Ford Pickup は自走で参加。決まりすぎているレディ(Top の画像です)は東京でアパレル関係にお勤めの Miss Masako。Endo's '50 Plymouth。あまり見ることのない珍しいクルマを渋く、ワイルドに。こんなに快調に見えるマシンもこの後ブレーキトラブルで外泊することに・・・。'60 Fairlane。芝生と真っ白な Fairlane のコントラストが強烈。
全体的に非常によい雰囲気で、1日中メロウな空気が流れていた。それはオートキャンプ場で芝生の上というシチュエーションのおかげもあるだろうが、主催者の努力があることを忘れてはいけない。このようなイベントがますます増えることを願って止まない。

MOON GLOW

Endo's '50 Plymouth
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